くじらいどです。
ビルメンを目指していた頃に、危険物取扱者乙種4類の資格を取得した後に取得したのが、消防設備士乙種6類でした。消火方法や消防法など試験の内容が危険物取扱者乙種4類と共通することが多いのと難易度と合格率が同じくらいなので同じように危険物取扱者乙種4類を取得してから消防設備士乙種6類を取得する方が実際に多いです。
消防設備士乙種6類自体の難易度はそれほど高くはありません。合格率は35%~40%程度ですが、受験資格がないため無勉の方が多く受けていたり、記述式ですが実技問題が出るなどの理由でこの合格率になっています。
しっかり勉強・対策をすればそこまで恐れる必要はないのであまり気負わずに受験をすると良いと思います。
実技と言っても、実際に消火器を触ったり、使用したり分解したりする訳ではなく、ただの記述式ですので必要以上に恐れる必要はありません。
消防設備士乙種6類試験概要
試験の方法
- 試験方法:マークシート四肢択一式
- 実技試験:写真・イラスト・図面等による記述式
- 試験時間:1時間45分
※ 試験科目の一部が免除される方の試験時間は、免除される問題の数に応じて短縮されます。
試験手数料
4,400円
試験科目
試験科目 | 問題数 |
---|---|
消防関係法令 | 10 |
基礎的知識 | 5 |
構造・機能・整備 | 15 |
実技 | 5 |
合格基準
各科目毎に40%以上で全体の出題数の「60%以上」かつ、実技試験において「60%以上」の正答率で合格
合格発表
一般財団法人消防試験研究センターホームページの試験合格者受験番号掲示に掲示されます。
受験者には郵便ハガキで合否の結果が直接通知されます。
おすすめの参考書・問題集
【改訂版】乙種第6類消防設備士試験
乙種第6類消防設備士は、危険物取扱者乙種4類ほど参考書が多くありません。なので、基本的には新し目の参考書や過去問集をおすすめします。
自分が受験した平成30年時点ではこちらの 乙種第6類消防設備士試験 改訂版 が新しめの参考書になっており、参考書内容も、テキストの後に問題という構成になっており、次に実技試験(記述式)の問題、最後に模擬試験と収録されており、最初の1冊に良いかなと思います。
ただ、模擬試験があまり多く収録されていないので、次に紹介する「工藤本」かその他の問題集を買われた方が良いかと思います。
本試験によく出る! 第6類消防設備士問題集 (国家・資格シリーズ 189)
こちらは、消防設備士や危険物の問題集などの教材を数多く執筆している工藤政孝先生の著書 第6類消防設備士問題 通称「工藤本」になります。
昔から使われている問題集なので実績もある問題集です。実際に本試験に似たような問題やほぼほぼ同じ問題が出ました。ただし、実技問題(記述式)に関しては、【改訂版】乙種第6類消防設備士試験 の参考書の方が分かりやすく本試験の問題に近かったです。
合格に大事なこと
消防設備士乙種6類の合格に大事なことは、とにかく過去問を解くことです。
以下の記事で、資格の勉強で大事なことを解説していますので是非ご覧ください。
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