くじらいどです。
学歴も特技もないので、資格を取ろうと思ったのがきっかけで、電気工事士や危険物取扱者、MOSやWebデザイン技能検定を取得しました。
比較的簡単な資格しか取っていませんが、何回か試験を経験して、自分なりに気づいた試験に合格するための勉強のコツを紹介したいと思います。
資格の勉強だけでなく、学校の勉強にも活かせる内容だと思いますので学生の方も勉強の参考にしてみてください。
資格試験の合格に一番大事なこと
資格試験の合格に一番大事なことは、合格点を取ることです。(当たり前だろって思ったあなたは多分天才です。)
つまり、効率よく合格点を取るための勉強をした方が良いです。
勉強のインプットとアウトプットのバランスは3:7が最適
勉強のインプットとアウトプットのバランスは3:7が黄金比とかなんとか言われています。
インプットが参考書を読んで知識を定着させること、アウトプットが過去問を解いて、蓄えた知識を試すことになります。
「アウトプットは過去問を解いて、蓄えた知識を試すこと」と言いましたが、実は過去問を解くことで、正解した場合はより知識が定着して、間違った場合は解答を見ることで何が間違いで正解は何かという正解と不正解の知識を同時に定着させることができます。選択肢の問題であれば、正解の選択肢以外の選択肢がなぜ間違いなのかも解答を見ることで同時に覚えることができるのでとても効率が良いです。
過去問は解いて終わりではなく、解いた後の解答をどれだけ理解するかが大事な要素になりますので、ぜひ解答をしっかり読んで理解することを心がけるようにしてください。
インプットを目的にしてはいけない
勉強をして知識をインプットすることは素晴らしいことだと思います。ただ、インプットしたものをアウトプットして初めてインプットしたものの価値を発揮します。例えば、プログラミングでいくら文法やメソッドを覚えてもシステムを作らなければ、その知識を実践に活かすことができません。
インプットを単なる目的とせず、それを活かすための手段として捉えることが重要です。
過去問を解くことは、舞台を経験するということ
過去問を解くことに慣れておくと、本番で過去問と同じか似たような問題が出た際に、焦ることなく落ち着いて問題を解くことができます。これは、参考書の内容を覚えたものの、一度も過去問を解いていない状態で本試験を迎える場合を考えると理解しやすいです。不安でたまらないと思います。
例えば、ピアノで何度も演奏曲を練習したけれど、舞台に立つのが初めてで非常に緊張してしまうのと似ています。逆に、既に何度も舞台を経験していれば、慣れによりあまり緊張せずに練習の成果を発揮できるでしょう。
自分は、頭を使うのが嫌いなので、過去問が解けない時はつい過去問を解くのを諦めて、教科書を何度も読んだり、ノートに意味もなくひたすら用語を書いて勉強した気になって満足してしまうことがありました。インプットだけに逃げていたのです。その結果、本番という舞台で思うように実力を出せず、不合格になった経験があります。
これらの経験から、本番で実力を発揮したいならば過去問を解くというアウトプット中心の勉強が重要だと気づきました。アウトプットを通じて、意識せずとも同時にインプットも行われ、知識が定着し実力が身についていくのです。
必要以上に過去問を恐れないことが大事
資格勉強を始めて、いきなり過去問を解くというと無謀と思われるかもしれません。
しかし、仮に問題の内容が分からずに不正解になったとしても、その後の解答から学んでいけば知識は定着します。
過去問を解くことでその試験のレベルや傾向、自分の現在の知識量などを把握できるので、いきなり過去問を解くことを恐れずに、全て不正解でもいいので参考書の内容を勉強(インプット)する前に、一度過去問を解いて、試験の全体像を把握することをおすすめします。
人生も同じ、恐れずチャレンジしよう
自分もそうなのですが、例えば、政治を議論しようと思った時に、知識がない状態で議論してもいいのか?恥ずかしいことではないか?と思って、喋っても恥をかかないくらい知識を蓄えてから話そうとする傾向があると思います。それ自体は別に悪いことではないと思いますが、では議論していいのはどれくらいの知識を蓄えてからなのか?が曖昧だったりするのと、そのせいで議論に参加するのを躊躇したりして、良い学習の機会を逃しているのではないかと思います。
個人的には、間違ってもいいから議論をして、間違っていたとしてもそこから学べばいいのではないかと思います。その方が、色んな方が議論に参加できて色々な視点が増えて全体の議論のレベルが上がるような気がします。
また、失敗を許容できる社会の方がチャレンジする人が増えて前向きな社会になるのではないかと思っています。
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