※この記事は2024年に買った直後に書いたものですが、2026年8月に「買って1年ちょっとで壊れました」という追記を足しています。壊れた場所・バッテリーの劣化・付属の刃がどうなったかは、そちらに書いてあります。
木の枝やいらない家具を細かく分解して、一般ごみで捨てるためにAmazonで電動ノコギリを購入しました。
今まで手ノコで切っていたのですが、なかなかに時間がかかるのと、手が疲れて一度に大量に切れなかったので購入しました。
ただ電動といっても、一瞬で切れる訳でもないのと振動も結構あり、工具を支えるのに力がいりますので、あまりに大量に細かく切るのには適さないかもしれません。(それでも手ノコとは比べ物にならないほど楽です。)
もし日常的にしかも大量に枝や木材を細かく処理したい場合は、よりパワーのある丸ノコが良いかと思います。
付属品

ケース付きでした。Amazonで似たような中華レシプロソー 電動ノコギリがありますが、どれも同じような見た目なのでOEMかも

刃が7本付属していました。鉄も切れると書いていたのですが、レビューに書いていた通り、あまり硬い物を切るには刃は別売りの物を購入した方が良さそうです。自分の用途では、付属刃で十分でした。

手袋と保護メガネが付いています。安っぽさはありますが、この価格で付属品が付いているだけでもありがたいです。

説明書が付いています。中国語から自動翻訳していると思われるのでニュアンスが違ったり、漢字が中華フォントだったりしますが大体は理解できるかと思います。
充電方法


バッテリーの差込口が分かりづらかったです。写真右の取り付け部分の穴が充電穴です。


充電が完了すると、赤色から緑色になります。
刃の取り付け方法

刃の取り付け方は、説明書通りで、刃を取り付けるチャックを反時計回りに回転させてから刃を奥まで差し込んでチャックを放すと固定されます。

使用感
使用感ですが、満充電使いっぱなしで30分くらいしか持たなかったので、もう少しバッテリーの持ちが良ければいいかなという感じです。ただ、バッテリーは2個付いているので、作業中に充電を待つなんてこともなく、自分の用途ではそれほど不満もなかったです。
鉄は切っていないので分からないですが、商品説明には鉄でも切断できると記載がありました。
くじらいど実際に切断する時は、切断する素材をしっかり固定して使用してください。しっかり固定しないと、振動で切断しづらいのと単純に危ないです。
木くずが目に飛んでくるので保護メガネも忘れずに!




バスケットも粉砕できました。




厚さ1.5cmの木材は楽々切れました。
付属の刃でも問題なく切れますが、綺麗に切りたい方や木工で使用したい方は、よく一緒に購入されている商品で、ゼット販売様の替え刃がありましたのでそちらを購入してみるのも良いかなと思います。
【2026年8月 追記】買って1年ちょっとで壊れました
ここから下は、2026年8月に書き足した部分です。
この記事を書いたのが2024年4月なので、買ってから2年4か月ほど経ちました。結論から言うと、動くには動くのですが、一部が効かなくなりました。
安い工具のレビューは、自分が書いたこの記事もそうだったのですが、だいたい買った直後の感想で終わってしまっていて、一番知りたい「で、何年もつの?」が書かれていないことが多いので、壊れた今の状態をそのまま残しておこうと思います。


2年4か月使った状態です。汚れはそのままにしてあります。バッテリー2個と充電器、ケースも当時のまま残っています。
スイッチの片方が効かなくなった
効かなくなったのは、このボタンです。


トリガー(引き金)のすぐ上にあって、本体を左右に貫通していて、どちらの側からでも押し込めるようになっているボタンです。真ん中の位置にすると引き金が引けなくなるので、電動ドリルによく付いている正逆転スイッチ(左右に押すとモーターの回る向きが変わって、真ん中がロック)と同じ物ではないかと思います。
それが今は、右から押した位置でしか反応しなくなりました。左から押す方に入れても、うんともすんとも言わないです。
効かなくなったのは去年(2025年)なので、買ってから1年ちょっとで、こうなったことになります。
生きている方の位置では普通に切れるので、作業自体はまだできています。ただ、いつもう片方も動かなくなるか分からないので、だましだまし使っている状態です。
真ん中がロックの位置だとすると、そのロックがちゃんと効いてくれるのかも怪しくなってきます。この手のスイッチが不調になってきたら、保管するときはバッテリーを抜いておいた方が良いと思います。(刃が付いたまま急に動いたら、普通に危ないので。)
付属の刃は、切れなくなるより先に錆びる


袋に入ったまま残っている刃と、実際に使った刃を並べた写真です。同じ日に同じ箱から出てきた物とは思えない見た目になりました。


買った当時は「自分の用途では付属刃で十分でした」と書いていて、そこ自体は今も間違っていなかったと思うのですが、2年経って分かったのは、切れ味が落ちるより先に錆びるということでした。
7本付属していたうち、実際に使ったのは3本だけで、残りの4本は袋に入ったままです。使った3本は写真の通り、刃の部分が黒く錆びています。


刃先のアップです。(袋から出さなかった刃が綺麗なままなのが、なんとも言えないです。)
物置に置きっぱなしにしていた自分にも原因があると思うのですが、今の正直な感想としては、付属の刃はあまり切れないです。まったく切れないという意味ではなく、木に食い込んでいく感じが買った当時より鈍い、という表現が近いと思います。
結局、替え刃は買い足しました
この記事の最初の方で「木工で使いたい方はゼット販売さんの替え刃を買ってみるのも良いかなと思います」と書いていたのですが、その後、自分でも買い足していました。買ったのは2024年7月なので、本体を買ってから3か月後です。
ただ、買ったのは記事で紹介していた木工用ではなく、金属用の方でした。「ゼットソー Z レシプロソー 金属用210 3枚入り(20132)」という物です。
なぜ木工用ではなく金属用にしたのか、正直なところ、もう覚えていないです。この記事の前半で「鉄は切っていないので分からないですが」と書いておきながら金属用を買っているので、我ながら一貫していないのですが。
使ってみた感想としては、付属の刃より良いです。
買った当時は、刃が7本も入っていて得した気になっていたのですが、別売りの刃を使ってみると、最初からこっちを1本買っておけば良かったなと思いました。3枚入りで1,600円ほどなので、本体と一緒に買っておいても、そこまで痛い出費ではないと思います。



付属品が多いと得した気分になるのですが、7本のうち4本が袋のまま残って、使った3本は錆びた、というのが2年後の結果でした。数より1本の質だったんだなと思います。
バッテリーの減りが早くなった
買った当時は、満充電で使いっぱなしにして30分くらい持っていました。それが今は、体感で10分くらいです。
3分の1です。バッテリーが2個あるので、続けて使えるのは合わせて20分ほどということになります。枝を何本か切ったら、もう充電、という感じです。
リチウムイオンのバッテリーは、使わなくても少しずつ劣化していく物なので、2年でこうなること自体はおかしなことではないと思います。ただ、この商品はバッテリーだけを買い足すことができないので、そこが後で書く一番の問題につながります。
ちなみに、この商品のバッテリーには「21V」と大きく書いてありますが、同じラベルに「5pcs」=電池が5本という表記もあります。リチウムイオン電池は1本あたり満充電で4.2V、普段の電圧(公称電圧)が3.6Vなので、5本だと満充電で21V、普段は18Vという計算になります。
つまり21Vというのは、充電しきった瞬間だけの数字ということです。国産のメーカーは公称電圧の方(18Vなど)で書くので、数字だけを見比べると中華製の方が強そうに見えてしまいますが、同じ土俵の数字ではないという点は知っておいて良いのではないかと思います。
そもそも、この商品はもう売られていないようです
今回追記するにあたって商品ページを見に行ったのですが、自分が買った物は「現在お取り扱いできません」という表示になっていて、もう買えなくなっていました。
ただ、記事の最初の方に書いた通り、この手の中華レシプロソーは同じ見た目でブランド名だけ違う物がいくつも並んでいるので、おそらくOEM(別のブランド名で、同じ工場の製品が売られること)だと思います。今売られている似た見た目の物も、中身は同じような物だと思って良いのではないかと思います。
裏を返すと、壊れても同じ物を買い直せないということでもあります。バッテリーだけ買い足す、部品を取り寄せる、といったことができないので、壊れたらそこで終わりになります。安い工具の一番弱いところは、価格ではなくここだと思います。
次に買うなら、値段が3倍でも国産にすると思います
スイッチは1年ちょっとで片方が効かなくなりましたが、それでも欠けたまま2年4か月使えているので、6,999円という値段を考えれば元は取れたと思っています。枝も家具もバスケットも切れましたし、手ノコに戻る気にはならなかったので、買ったこと自体は後悔していません。
ただ、次に同じ物を買うかと言われると、たぶん買わないです。値段が上がっても、国産の方が長く使えそうだからです。工具は毎年買い替える物でもないので、長く使う前提の物にはお金をかけた方が良いのかもしれないと、今回のことで思うようになりました。
今のところ、次に買うならマキタの10.8Vのレシプロソー(JR104DSH)が良いかなと思っています。バッテリー・充電器・ケースまで付いて2万円くらいなので、値段は今回の3倍近いのですが、実際に調べてみて良さそうだと思ったのは充電時間でした。
2026年8月時点で調べたものを並べておきます。
| 今回買った中華製 (SKOVENSY 21V) | マキタ JR104DSH | |
|---|---|---|
| 値段 | 6,999円(一式) | 約17,700〜19,900円(一式) |
| バッテリー | 21V(=満充電時。電池5本で公称18V)が2個 | 10.8V 1.5Ah が1個 |
| 1回でどれだけ使えるか | 買った当時30分→2年で10分 | 2×4材 約30本(メーカー公表の目安) |
| 充電時間 | — | 約22分 |
| 付属品 | バッテリー2個・充電器・ケース・刃7枚・手袋・保護メガネ | バッテリー1個・充電器・ケース |
| 木材の切断 | 厚さ1.5cmは楽に切れた(実測) | 50mmまで(メーカー公表値) |
| 壊れたとき | 買い直せない・バッテリーも足せない | バッテリーも替え刃も現行品で買える |
数字だけ見ると、21Vから10.8Vになって弱くなるように見えるのですが、前に書いた通り21Vは満充電のときの数字なので、そのまま比べられる数字ではないです。(このあたりが、安い工具の商品ページで一番分かりにくいところだと思います。)
それより気になったのは、バッテリーが1個しか付いていないことでした。今回の中華製は2個付いていたおかげで、買った当時は作業中に充電を待つことがなかったので、そこは正直ありがたかったです。
ただ、今は1個10分しか持たないので、2個あっても20分で終わってしまいます。それならバッテリーが1個でも、22分で充電が終わって、その充電池が何年も買い足せる方が良いのではないかと思うようになりました。
何より、バッテリーも替え刃も後から普通に買えるというのが一番大きいです。今回、壊れた時点で終わりになってしまったので、次は「直せる・足せる」方を選ぼうと思います。
2年4か月使って分かったこと(まとめ)
- 買って1年ちょっと(2025年)で、スイッチの片方が効かなくなった
- 付属の刃7本のうち、実際に使ったのは3本。使った刃は錆びて切れ味が落ちた
- 替え刃(ゼットソー)は3か月後に買い足した。付属の刃より良かった
- バッテリーは満充電30分→10分。3分の1になった
- 「21V」は満充電のときの数字。電池5本なので普段は18V
- 商品自体がもう売られていない。同じ物もバッテリーも買い直せない
- それでも6,999円で2年もったので、元は取れたと思う
- 次に買うなら、値段が3倍でも国産(マキタ JR104DSH)にすると思う



安い工具を否定したい訳ではなくて、電動ノコギリがどんな物か試してみたい、という段階ならこれで正解だったと思っています。ただ、これからも使い続ける前提なら、最初から国産にしておいた方が結果的に安く済むのかもしれないです。
以上、くじらいどでした!










コメント