どうも、くじらいどです。
Googleスプレッドシートに、2026年2月からSHEET関数とSHEETS関数が使えるようになりました。「今開いているシートが左から何番目か」「ブック全体でシートが何枚あるか」を、関数だけでサッと取れる新機能です。
Excelには10年以上前からあった機能で、これまでGoogleスプレッドシートでやろうとするとGAS(Google Apps Script)が必要でした。それが関数一発でできるようになったので、この記事で使い方と実用例をまとめます。
SHEET・SHEETS関数とは?
ざっくり言うと、SHEETは「シートの番号(左から何番目か)」、SHEETSは「シートの枚数」を返す関数です。名前が1文字違いでややこしいので、まず違いを表で整理します。
| 関数 | 返すもの | 引数を省略したとき |
|---|---|---|
SHEET | シートが左から何番目か(位置番号) | 数式を入力したシート自身の番号 |
SHEETS | シートの数 | ブック全体のシート総数 |
くじらいど今までシートの枚数を数えるだけでGASを書いていたのが、関数ひとつで済むようになったのは地味にありがたいです。
SHEETS関数でシートの数を数える
いちばん簡単な使い方はこれです。カッコの中を空っぽにして入力するだけで、そのブックにあるシートの総数が返ってきます。
好きなセルに、次のように入力します。
=SHEETS()
▼ 表示例(シートが4枚あるので「4」が返ります)


シートを増やしたり減らしたりすると、この数字は自動で更新されます。タブをドラッグして並べ替えても大丈夫です。
SHEET関数で「今、何番目のシート?」を調べる
SHEET関数は、シートが左から数えて何番目にあるかを返します。カッコを空にすると、その数式を書いているシート自身の番号がわかります。
=SHEET()
特定のシートの番号を知りたいときは、カッコの中にシート名を文字列(ダブルクォーテーションで囲む)で指定します。
=SHEET("1月")
▼ 表示例(「2月」のシートで実行した場合。2月は左から3番目、1月は2番目です)


実用例:タブの消し忘れ・作り忘れを検知する
「シートの数を数えて何がうれしいの?」と思うかもしれませんが、IF関数と組み合わせると、タブの数が合っているかを自動チェックできます。
たとえば「概要・1月・2月・3月の4枚がそろっていないと困る」テンプレートなら、こう書いておきます。
=IF(SHEETS()=4,"準備完了","タブが不足しています")
※この例では、「概要・1月・2月・3月」の4枚だけあることを確認しています。5枚以上ある場合も「準備完了」にはなりません。
▼ 表示例(4枚そろえば「準備完了」、足りなければ「タブが不足しています」と表示されます)
実用例:タブの数をチェックして入力ミスを防ぐ =IF(SHEETS()=4,”準備完了”,”タブが不足しています”)




テンプレートを他の人に配って使ってもらうとき、この一文を概要シートに仕込んでおくと、タブを間違って消したまま気づかない「サイレントエラー」を防げます。
使うときの注意点
- 比較的新しい関数なので、入力しても候補に出てこないときはページを再読み込みしてみる
SHEET・SHEETSともに、返ってくるのは「シート名」ではなく「番号・枚数」(数字)- 非表示にしているシートも枚数・番号に含まれる
まとめ
| やりたいこと | 数式 | 結果の例 |
|---|---|---|
| シートの総数を数える | =SHEETS() | 4 |
| 今のシートの番号を知る | =SHEET() | 3 |
| 特定シートの番号を知る | =SHEET("1月") | 2 |
| タブの数をチェックする | =IF(SHEETS()=4,"準備完了","…") | 準備完了 |
地味な関数ですが、テンプレート配布やシート管理をする人にはかなり刺さると思います。Excelを使っていた人には「やっとGoogleでも使える」というやつですね。
以上、くじらいどでした!










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