どうも、くじらいどです。
「ホームページを作るにはサーバーとドメインが要ります」と言われても、自分は最初なんのことか全然わかりませんでした。
実はこれ、家を建てることに例えるとすんなり理解できます。サーバーが土地で、ドメインが住所です。専門用語をほとんど使わずに説明できるので、この例えで覚えてしまうのが一番早いと思います。
この記事では、サーバーとドメインの違いと関係を、家を建てる話に例えて図で解説したいと思います。
くじらいど自分も最初は「サーバー借りる」の意味がわからなくて、何を借りてるんだ?と思ってました。
結論:サーバーは土地、ドメインは住所
先に対応表を出しておきます。(これを覚えたらもう読むところがないのですが、一応続きも書いています。)
| 家で言うと | ネットで言うと | 役割 |
|---|---|---|
| 土地 | サーバー | データを置く場所を借りる |
| 住所 | ドメイン | その場所の呼び名。訪ねる人の目印 |
| 建物 | サイト(WordPressなど) | 実際に見える中身 |
| 引っ越し | サーバー移転 | 土地を変えても住所はそのまま持っていける(※ここだけ現実の引っ越しと違う。後述) |
▼ 図にするとこうです


ホームページを作るのにサーバーとドメインの両方が要るのは、土地だけあっても訪ねてこられないし、住所だけあっても建てる場所がないからです。
サーバーとは?=データを置く「土地」
サーバーは「ずっと電源が入っていて、誰でもアクセスできるコンピュータ」です。そこに記事や画像を置いておくと、世界中の人が見にこられます。
名前の由来がわかりやすくて、server は serve(サーブ=提供する・給仕する)に「する人」の er が付いた言葉です。飲食店のサーバー(料理を運ぶ人)と同じ単語なんですよね。
だから受け取る側はクライアント(client=お客)と呼びます。あなたのパソコンやスマホがクライアントです。店員と客の関係をイメージすると覚えやすいと思います。
自分のパソコンに置いてもダメなのかというと、理屈の上では置けます。ただ電源を切った瞬間にサイトが消えるので、24時間動きっぱなしの専用マシンを借りるわけです。これが「レンタルサーバー」です。
厳密にはサーバーは「土地」ではなくコンピュータそのものです。ただ「場所を借りる」という感覚は土地とまったく同じなので、この例えで理解して問題ありません。
サーバーの種類も、住まいの種類で考えられる
サーバーには種類がありますが、これも住まいに例えるとそのままです。


共用サーバーの「隣の部屋がうるさいと影響を受ける」というのは本当で、同じサーバーに入っている他人のサイトにアクセスが集中すると、自分のサイトまで重くなることがあります。
それでも個人ブログなら、月数百円〜千円台の共用サーバーで問題ないと思います。
「容量」は土地の広さ
サーバーを選ぶときに出てくる容量(〇〇GB)は、そのまま土地の広さです。画像や動画をたくさん置くほど土地を食います。
文章メインのブログなら、まず使い切らないと思います。写真や動画を大量に載せる予定があるときだけ気にすれば良いと思います。
ドメインとは?=ネット上の「住所」
ドメインは kujiride.com のような文字列です。「どこにあるサイトか」を人間が読める形で表したもので、住所そのものです。
domain はもともと「領域・縄張り・所有地」という意味の英語です。「ここからここまでは自分の土地です」という区画のこと。土地の例えとぴったり合う名前なんですよね。
ちなみにURLは Uniform Resource Locator の略。直訳すると「資源の場所を示す、統一された書き方」です。ドメインとの関係を整理すると、ドメインが「住所」、URLは「住所+部屋番号」。家(サイト)のどの部屋(どのページ)かまで指定できるのがURLです。
そのURLを住所として分解すると、こうなります。
.com や .jp は「住所の種類」
ドメインの末尾(.com や .jp)はどういう性格の住所かを表しています。
| 末尾 | もともとの意味 | 使う人 |
|---|---|---|
| .com | 商業(commercial) | 誰でも。一番よく使われる |
| .net | ネットワーク | 誰でも。.comが取れないとき |
| .jp | 日本 | 日本に住所がある人 |
| .co.jp | 日本の企業 | 登記した会社(1社1つ) |
| .blog / .shop など | 用途がそのまま名前に | 誰でも |
.com はもともと商業(commercial)向けでしたが、今は誰でも取得できる、いちばん一般的な住所になっています。「どれがSEOに強い」というのは基本的にないと言われています。迷ったら .com にしておけば良いと思います。



ただ .co.jp だけは会社しか取れないので、あれが付いてると「ちゃんとした会社なんだな」という信頼にはなると思います。
サーバーとドメインはどうつながるのか
最後は、この2つがどうつながっているのかという話です。土地と住所は、買っただけでは結びついていません。「この住所はこの土地のことですよ」と登録する作業が必要です。
その登録先がDNS=住所(ドメイン)と土地(サーバー)を結びつける、インターネットの電話帳です。


この「電話帳への登録」が、レンタルサーバーの管理画面でやるネームサーバーの設定です。ドメインを買った会社の画面で「このドメインは〇〇サーバーを見てください」と指定します。
DNSの仕組みは別記事で詳しく書いています。
よくある疑問
サーバーを変えたらドメインも変わる?
変わりません。ここが現実の引っ越しと違うところです。
現実だと引っ越したら住所も変わりますが、ネットでは住所(ドメイン)を持ったまま土地だけ変えられます。電話帳の登録先を書き換えるだけなので、訪問者から見れば何も変わりません。
だからドメインは自分で取っておいたほうが良いと思います。サーバーが気に入らなければ、引っ越せば良いだけになるので。
無料ブログと何が違う?
無料ブログは「他人の土地に、他人の建物を借りて住んでいる」状態です。
| 無料ブログ | サーバー+ドメイン | |
|---|---|---|
| 例えると | 間借り・シェアハウス | 土地を借りて自分で建てる |
| 費用 | 無料 | 年1万円前後 |
| 広告 | 勝手に入ることがある | 自分で決められる |
| サービス終了時 | 全部消える | 引っ越せば残る |
| 始めやすさ | すぐ書ける | 最初に設定が要る |
長く続けるつもりなら、自分の土地と住所を持ったほうが良いと思います。無料ブログは、サービスが終わったら積み上げたものが丸ごと消えてしまうので。
ドメインだけ買っても意味ある?
サイトは作れませんが、「その住所を他人に取られないようにする」意味はあります。年1,000円ちょっとなので、自分の名前やサービス名を押さえておくのはアリだと思います。
用語の正体(何の略なのか)
この分野の用語はほとんどが英語の略で、正式名称に意味がそのまま書いてあります。丸暗記するより、元の言葉を1回見ておくほうが早いと思います。
| 用語 | 正式名称・語源 | 直訳すると |
|---|---|---|
| サーバー | server(serve=提供する+er) | 提供する側。飲食店のサーバーと同じ語 |
| クライアント | client | お客。=見る側のパソコンやスマホ |
| ドメイン | domain | 領域・縄張り・所有地 |
| URL | Uniform Resource Locator | 資源の場所を示す統一の書き方 |
| VPS | Virtual Private Server | 仮想の・専用の・サーバー |
| HTTP | HyperText Transfer Protocol | 文書をやりとりする約束ごと |
| HTTPS | HTTP + Secure | それを暗号化して安全にしたもの |
| DNS | Domain Name System | ドメイン名の仕組み |



サーバーが「料理を運ぶ人」と同じ単語だと知ったとき、いちばんスッキリしました。ちゃんと意味があって名付けられてるんですよね。
末尾の .com なども略で、commercial(商業)、.net は network、.org は organization(組織・団体)、.jp は Japan です。
まとめ
- サーバー=土地。データを置く場所を借りるもの(server=serve「提供する」側。見る側はクライアント=お客)
- ドメイン=住所。訪問者がたどり着くための目印(domain=領域・所有地)
- サイト=建物。WordPressなどで建てる中身
- 両方要るのは、土地だけでは訪ねてこられず、住所だけでは建てられないから
- 個人ブログなら共用サーバー(アパート)で十分
- 末尾は迷ったら .com。SEOの有利不利は基本ない
- サーバーを変えてもドメインはそのまま持っていける
- 2つを結びつけているのがDNS(インターネットの電話帳)
用語がむずかしく見えるだけで、やっていることは「土地を借りて、住所を取得して、家を建てる」それだけです。ここさえ掴めていれば、レンタルサーバーの申し込み画面で何を聞かれているのかも読めるようになると思います。
以上、くじらいどでした!










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