【スプレッドシート】セル右上の三角マークの意味と消し方【黒・黄・赤】

スプレッドシートのセル右上の三角マーク

Googleスプレッドシートを使っていると、セルの右上に小さな三角マークが付いていることがあります。

この三角マーク、実は色で意味が違います。黒・黄色・赤の3色があって、それぞれ消し方も別なので、まとめておきたいと思います。

セルの右上に黒・黄色・赤の三角マークが付いたスプレッドシート
左から、黒(メモ)・黄色(コメント)・赤(数式エラー)・赤(入力規則)
目次

三角マークの色ごとの意味

三角の色意味消し方
黒メモが付いている右クリック > メモを削除する
黄色(オレンジ)コメントが付いているコメントを解決済みにする
赤数式がエラーになっている数式を直す/IFERRORで囲む
赤入力規則に合わない値が入っている正しい値にする/選択肢に追加する/ルールを削除

どの三角も、マウスを乗せると中身が表示されます。何の三角か分からないときは、まずマウスを乗せてみるのが早いと思います。

黒い三角:メモ

黒い三角はメモが付いているセルです。マウスを乗せると、書いてあるメモの内容が表示されます。

メモは消すまでずっと残るので、昔自分や誰かが書いたメモが残っている、ということが多いと思います。

メモの消し方

STEP
黒い三角のセルを右クリックして、メニューの [メモを削除する] をクリックします。
右クリックメニューのメモを削除する
右クリックメニューの下のほうに「メモを削除する」があります

これで黒い三角が消えます。

黄色(オレンジ)の三角:コメント

黄色の三角はコメントが付いているセルです。メモと似ていますが、コメントには書いた人の名前と日時が付いていて、返信もできます。共有しているシートでやりとりするための機能ですね。

コメントの消し方

STEP
黄色い三角のセルをクリックするとコメントが開くので、右上の ✓(解決済みにする)ボタンを押します。
コメントを解決済みにするチェックボタン
✓ボタンで、コメントが解決済みになります

解決済みにすると、黄色い三角は消えます。

くじらいど

人と共有しているシートなら、コメントは勝手に消すより「解決済み」にするほうが相手にも分かりやすいと思います。

赤い三角は2種類ある

ややこしいのが赤い三角です。赤は数式のエラーと入力規則の違反の2種類があって、見た目はほぼ同じです。

見分け方は、マウスを乗せたときに出てくる表示の1行目です。

「エラー」と出たら数式のエラーです。

数式エラーの赤い三角マークにマウスを乗せたときの表示
1÷0の数式を入れたセル。「エラー」と表示されます

「無効:」と出たら入力規則(プルダウンなど)の違反です。

入力規則の赤い三角マークにマウスを乗せたときの無効の表示
プルダウンの選択肢にない値が入っているセル。「無効:」と表示されます

数式エラーのほうは、セルに #DIV/0! のような「#」から始まるエラー表示が出ているので、そこでも見分けられると思います。

数式エラーの赤い三角の消し方

一番いいのは、数式そのものを直すことです。マウスを乗せたときの説明に原因が書いてあるので、それを見て直します。上の例なら「パラメータ 2 にはゼロ以外を指定してください」、つまり0で割っているのが原因です。

ただ、データがまだ入っていないだけで、あとで正しく計算される、というケースもあると思います。そういうときは IFERROR関数 で囲むと、エラーのときだけ別の表示にできます。

=IFERROR(元の数式,"-")

たとえば =1/0 なら、=IFERROR(1/0,”-“) になります。エラーのときは「-」が表示されて、赤い三角も消えます。

IFERROR関数で数式エラーを消した状態
C2がエラーの代わりに「-」になり、赤い三角が消えています

「-」の部分は “” にすれば空欄にもできます。

ただしIFERRORは、どんなエラーでもまとめて隠してしまうので、数式の間違いに気づけなくなることもあります。原因が分かっていて「このエラーは出ていても問題ない」ときに使うのがいいと思います。

入力規則(無効)の赤い三角の消し方

こちらは、プルダウンなどの入力規則で決めた値以外が入っているときに付きます。入力規則の詳細オプションで「警告を表示」になっていると、リストにない値も入力できて、そのセルに赤い三角が付きます。

消し方は3つあります。

  • ①セルの値を正しいものにする:プルダウンから選び直せば消えます
  • ②その値を選択肢に追加する:入力した値のほうが正しいなら、選択肢に加えてしまう
  • ③入力規則のルールを削除する:入力規則自体がもういらないなら

①は選び直すだけなので、ここでは②と③の手順を載せておきます。

②その値を選択肢に追加する

STEP
赤い三角のセルを選んで、[データ] > [データの入力規則] をクリックします。
データメニューのデータの入力規則
「データ」メニューの中の「データの入力規則」
STEP
右側に出てきたルールをクリックします。
データの入力規則のルール
このセルに設定されているルールが出てくるので、クリックします
STEP
[別のアイテムを追加] を押して、入力されている値(ここでは「確認中」)を追加し、[完了] を押します。
データの入力規則でプルダウンの選択肢を追加する画面
選択肢に「確認中」を追加しました

これで「確認中」も正しい値になるので、赤い三角が消えます。プルダウンはそのまま使えて、次からは「確認中」も選べるようになります。

③入力規則のルールを削除する

②と同じ画面の一番下にある [ルールを削除] を押すと、入力規則ごとなくなります。

データの入力規則のルールを削除ボタン
「ルールを削除」を押すと、プルダウンもなくなります

この場合はプルダウンもなくなるので、「プルダウンは残したい」ときは②のほうがいいと思います。プルダウンの消し方はこちらの記事で詳しくまとめています。

「無効」の表示だけを非表示にできる?

「入力規則は残したまま、無効の赤い三角だけを消したい」ということもあると思います。

結論から言うと、表示だけを消す設定はありません。データの入力規則の [詳細オプション] にあるのは「ヘルプテキストを表示」「データが無効の場合(警告を表示/入力を拒否)」「表示スタイル」の3つで、表示だけを隠す項目はありません。

「入力を拒否」にすれば消えるのでは?と思うかもしれませんが、実際に試してみると、すでに入っている値の赤い三角は消えませんでした。

データが無効の場合を入力を拒否にしても無効の表示が残っている画面
「入力を拒否」にしても、入っている「保留」には「無効」と赤い三角が出たまま

入力を拒否は、これから入力する値を弾くのための設定です。なので「無効」を消したいときは、上の①〜③のどれかになります。今入っている値も正しいなら、ルールを残せる②の「選択肢に追加」がいいと思います。

全部消すとこうなります

4つとも消すと、こうなります。

三角マークがすべて消えた状態
メモ・コメント・数式エラー・入力規則の三角マークがすべて消えた状態

ちなみに:セルの中の▼はプルダウン

右上の三角とは別に、セルの中に下向きの三角(▼)が出ているのはプルダウンです。上の画像のD2の「確認中 ▼」がそれです。▼を消したいときは、上で紹介したプルダウンの記事を見てみてください。

スプレッドシートをもっと使いこなす

まとめ

  • 黒い三角 … メモ。右クリック > メモを削除する
  • 黄色の三角 … コメント。✓で解決済みにする
  • 赤い三角(エラー) … 数式エラー。数式を直すか、IFERRORで囲む
  • 赤い三角(無効) … 入力規則の違反。値を直す/選択肢に追加する/ルールを削除
  • 「無効」の表示だけを隠す設定は無い。「入力を拒否」にしても、今ある値の赤い三角は消えない
  • 赤い三角の見分け方は、マウスを乗せて「エラー」か「無効:」かを見る

以上、くじらいどでした!

この掃除、毎回やっていませんか?
重複を消して、表記ゆれを直して、空白行を消して……
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いまの手作業
条件付き書式で色を付ける
目で見て探す
1行ずつ消す
置換を何十回
→ 1〜2時間
作ろうとしているもの
メニューから「データ掃除」
押す


→ 数秒
入れる予定の機能
1. 重複の検出・色付け・一括削除(表記ゆれ込み)
2. 表記ゆれの統一(全角半角・スペース・カナ)
3. 空白行・重複行の一括削除
4. 2つのシートの差分比較
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この記事を書いた人

アラサー社会不適合者の くじらいど です。
喘息・アトピー・鼻炎持ち。
趣味は絵を描くこと。

「失敗と後悔の海」を超えて、
自分の人生を描いています。

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