【Affinity 3】画像トレースで手描きイラストをベクターにする方法(Canva版)

Affinity(Canva版)の「画像トレース」で、手描きのイラストをベクター(拡大しても荒れないデータ)にする方法をまとめておきたいと思います。

JPEGやPNGのイラストをトレースすると、色ごとの図形(カーブ)に分かれます。あとから一部分だけ色を変えたり、いらない部分を消したりできるようになるのが便利なところです。

画像トレースしてギターを赤に変え、グレーを消したイラスト
画像トレースしたあと、ギターの色をドラムと同じ赤に変えて、グレーの部分を消したところ

この記事の画面は、2026年9月にWindows版の Affinity 3.3.0(Canva版・無料プラン)で実際に操作して撮ったものです。

目次

画像トレースのやり方

STEP
[ファイル]→[開く](Ctrl+O)で、トレースしたいイラストを開きます。
Affinityで開いたイラスト
JPEGのイラストを開いたところ
STEP
①[ベクター]メニュー →②[画像トレース]をクリックします。
ベクターメニューの画像トレース
[ベクター]メニューの真ん中あたりにあります
STEP
①設定が出てくるので、今回はそのまま(エッジのしきい値50%・カーブにフィットする許容量40%)で、②[適用]を押します。
画像トレースの設定と適用
右下に小さな設定の窓が出てきます
STEP
右のレイヤーを見ると、イラストが「カーブ」に分かれています。これでベクターになりました。
トレース後にカーブに分かれたレイヤー
1枚の画像だったものが、たくさんの「カーブ」になりました

トレースしたあとにできること

一部分だけ色を変える

Ctrlキーを押しながら変えたい部分をクリックすると、その部分だけ選べます。そのまま右上のカラーの欄に色を入れると、そこだけ色が変わります。

ギターをCtrlクリックで選ぶ
①ギターの青い部分をCtrl+クリックで選びます
カラーの欄に色を入れる
②カラーの欄に色(ここではドラムと同じ赤、A81722)を入れます

ギターは、ボディ・上の出っぱり・ふちの部分など、いくつかの形に分かれていました。1回で全部は選べないので、1つずつCtrl+クリックして同じ色を入れます。

近くのズボンなどを間違えて選ぶこともあるので、色を入れる前に、選ばれた範囲(青い枠)を見て確かめるのがよさそうです。

いらない部分を消す

トレースすると、背景のグレーも1つの形(カーブ)になります。これを選んで消すと、その部分が透明になります。

上のグレーの部分をCtrlクリックで選ぶ
①Ctrlキーを押しながら、消したいグレーをクリックします
レイヤーパネルのレイヤーを削除ボタン
②右のレイヤーパネルで、その「カーブ」が青く選ばれています。③パネルの右下のごみ箱(レイヤーを削除)を押します
その下にも大きなグレーの部分がある
真ん中が消えたら、その下にも大きなグレーの板がありました。同じように選んで消します
グレーの部分を全部消したイラスト
上のグレーを全部消したところ

グレーは何枚も重なっていたり、細かく分かれていたりしました。消すたびに画面を見て、残っているグレーを1つずつ選んで消していきます。

くじらいど

どれが何の形か分からないときは、レイヤーパネルの小さな絵(サムネイル)を見ると、グレーの形なのかどうか見当がつきます。

消したところは透明になるので、PNGで書き出せば背景が透明な画像になります。

Affinityで絵を描くなら、ペンタブがあると楽です。自分が7年半使い続けている安いペンタブの話をレビューにまとめているので、ペンタブ選びで迷っている人は参考にしてみてください。

Affinity 3(Canva版)のほかの使い方

まとめ

  • [ベクター]→[画像トレース]→[適用]で、イラストがカーブ(ベクター)に分かれる
  • Ctrl+クリックで一部分だけ選んで、色を変えられる(形が分かれているときは1つずつ)
  • いらない部分は、選んでレイヤーパネルのごみ箱で消せる(重なっているので何度か)
  • 無料プランのままで使えた

操作中にツールバーやパネルが消えてしまったときは、ツールバー・パネルが消えたときの戻し方にまとめています。

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この記事を書いた人

アラサー社会不適合者の くじらいど です。
喘息・アトピー・鼻炎持ち。
趣味は絵を描くこと。

「失敗と後悔の海」を超えて、
自分の人生を描いています。

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